病院でインフルエンザの診断を受ければ必ず薬が処方されます。以前まではタミフルが殆どでしたが、現在ではリレンザが処方されることも多くなっています。どの薬が処方されるかは患者の状況により様々です。それらの薬のメリットやデメリットなどについて紹介していきます。

お知らせ
薬を飲む女性

インフルエンザが流行する時期になると、一度は目にするタミフル内服による異常行動の報道です。
少し前にも大問題となり、大きく取り上げられたことも記憶に新しいでしょう。
では、タミフルの薬のせいで異常行動が起こるのか。答えはノーです。
因果関係はないと、はっきり証明されています。
ですが実際、タミフルを内服してから、幻覚を見て居るような行動をとる・うわごとを言う・突然起き上がったり動き回ったりする・ずっとうなっているなど、異常行動を挙げればきりがありませんが、大なり小なりの異常行動があるのは事実です。
ですがそれはタミフルが原因なのではなく、高熱による症状の一つです。
タミフルが処方される、すなわちインフルエンザに感染している、ということですね。
インフルエンザは個人差があるものの、38度以上の高熱が出る病気です。
突然高熱が出るため、時には熱性けいれんを起こしてしまったり、前述のような異常行動が見られることがあります。
普通の風邪とは違い、インフルエンザに感染した場合にはいつもよりも高い高熱が長く続くため、異常行動が起きてしまう要因が強いと考えられています。
タミフルが怖いと内服をためらってしまうと、逆にインフルエンザ脳症など重大な病気を併発してしまうことがあります。
インフルエンザ脳症は、発熱から48時間以内に起こりうる、非常に死亡率の高い合併症です。
それを防ぐためには、早期の治療・内服が重要です。
医師からタミフルを処方されてもためらわず、内服することでリスクを減らすことができます。
異常行動が起きた時には、不安になるでしょうが落ち着いて行動を見守りましょう。
階段に歩いて行って落ちないか、動き回って転ぶことはないか、見守るだけで十分です。
時間が経てば落ち着きます。極度にタミフルを怖がり敬遠せず、大事な治療として内服することが大切です。